org 9.7から tab-width が 8 に限定される
Emacs 30.1に標準搭載されている org 9.7 では、 tab-width
が 8
指定になりました。強制ではないですが、 8
以外にカスタマイズしていると、次のように org-element がバグるので、実質的に 8
強制ですね。
Emacs 30.1に標準搭載されている org 9.7 では、 tab-width
が 8
指定になりました。強制ではないですが、 8
以外にカスタマイズしていると、次のように org-element がバグるので、実質的に 8
強制ですね。
2025年にもなってタブスペースで悩むという貴重な体験をしましたが、無事に好みの設定にできました。
まず、普段編集する emacs-lisp-mode のファイルですが、他人様のファイルで特に指定のない状態ではインデントがタブ8で書かれていることも多いです。これは単純に tab-width
のデフォルト値が 8
だけという理由だと思いますが、emacs-lisp-mode のファイルを編集するだけならなんら問題ないです。
org-log-repeat
を non-nil に設定すると、繰り返しタスクを一度完了(その後に自動でTODOに戻る)するたびに、次のような情報が記録されます。
- State "DONE" from "TODO" [2025-02-10 Mon 22:55]
繰り返し頻度が高かったり、長期間に渡って完了開始を繰り返すタスクの場合には、記録されるデータがどんどん増えてしまいます。今のところ、私はこの記録をうまく活かせていないので停止することにしました。
org-refile を使ってサブツリーを移動するのもいいですが、シンプルにサブツリーをカット&ペーストするのも直感的で良いですよね。
スピードコマンドを有効にしていれば、カット&ペーストは、ツリー(見出し)の行頭で k
と y
で簡単できます( y
で org-yank
を呼ぶ設定は自分で追加が必要です)。
標準関数の org-table-export
を使うと、カーソル位置のテーブルをファイルに出力できます。プロパティの TABLE_EXPORT_FILE
を設定してればファイル名を指定する必要はなく、また出力形式は、同じくプロパティの TABLE_EXPORT_FORMAT
で指定する形式か、 org-table-export-default-format
で指定した値が使われます。