Init.el

init.el の読み込みを計測(3)

自宅の主端末を新調したので、init.el の読み込み時間を計測し直しました。2011年モデルから2018年モデルへのジャンプです。

Table 1: init.el 読み込みシーケンスの時間計測
CUI[ms] GUI[ms]
startup 2.63 2.01
core 0.80 0.98
point 0.03 0.05
editing 0.34 0.33
presentation 1.51 1.29
media 0.10 0.04
history 0.25 0.24
development 0.33 0.33
Org Mode 0.0 0.0
frame and window 0.67 0.74
font 0.26 0.27
utility 0.44 0.43

合計値をこれまでの計測(init.el の読み込みを計測init.el の読み込みを計測(2))と比較すると、数値が一桁変わっています。前回との比較では、CUIとGUIと共に半分程度に減少しており「やはり最新の端末は速いな」と感心するばかりです。

init.el の読み込みを計測(2)

init.el をドラスティックに変更して、元々 postpone.el 用に括り出していた設定と Org Mode に関する設定を、それぞれファイル化して init.el から分離してみました。計測した時間をみるとわかりますが、かなりの効果が得られました。

init.el の読み込みを計測

init.el の中に次のような関数を組み込んで、起動時にどの程度の読み込み時間を要しているのか観察することにしました。

起動時間の制御という意味では、 postpone.el の導入と autoload-if-found 及び with-eval-after-load を積極利用することで、高速な起動を維持できています。しかしながら、常に新しい拡張を試しているので、私の init.el は常に肥大化の傾向にあります。