counsel-projectile-ag を使う
the_silver_sercher(ag)
を用いた全文検索を Emacs から使う場合に、 counsel-ag
を使っています。検索の範囲は、現在のバッファ(ファイル)があるディレクトリ以下に自動的に設定されますが、ソースコードを読んでいる時には検索の範囲を、ソースコードが属しているプロジェクト全体に設定したくなります。
the_silver_sercher(ag)
を用いた全文検索を Emacs から使う場合に、 counsel-ag
を使っています。検索の範囲は、現在のバッファ(ファイル)があるディレクトリ以下に自動的に設定されますが、ソースコードを読んでいる時には検索の範囲を、ソースコードが属しているプロジェクト全体に設定したくなります。
16dfe04be2c57fc82ccdd56cad97b39d559a5afe で解決しました (将来、再発するかもしれませんが…)
NativeComp が有効になった Emacs 28 ですが、macOS+Homebrew の環境では、うまくビルドできない場合があります。根本的な原因は Homebrew でインストールする libgccjit の状態に依存していて、現時点(2022-08-15)でも問題が再発しています。libgccjit のバージョンが12で、master branch と emacs-28 branch の双方で発生します。当面の解決策は、下記に示すパッチを configure.ac
にあてて autogen.sh
を呼べば、正しくビルドできる configure
が生成されます。
ここ数日、界隈を賑わせている GCC Emacs を試してみました。28系のコードで特定のオプションを付けてビルドすると、 el
を elc
にする従来のバイトコンパイルに加えて、 eln
に変換するネイティブコンパイルを使えるようになります。GCC Emacsと呼ばれています。
Emacsのモードラインやバッファを賑やかにしてくれる all-the-icons.el
ですが、環境によっては希望するアイコンがレンダリングされなかったり、しかも直すのが簡単じゃありません。
init.el
を org-mode
で書いている関係から、一般的な設定ファイルと同じように、特定のorgファイルが簡単に書き換わってほしくない状態にあります。そういうファイルは view-mode
で扱うのがよいですね。
再開発感満載ですが、句読点を置き換えるコマンドを書きました。
M-x my-replace-punctuation-to-scientific
でカンマ・ピリオドに、 M-x my-replace-punctuation-to-normal
で点丸になります。
標準関数の org-table-export
を使うと、カーソル位置のテーブルをファイルに出力できます。プロパティの TABLE_EXPORT_FILE
を設定してればファイル名を指定する必要はなく、また出力形式は、同じくプロパティの TABLE_EXPORT_FORMAT
で指定する形式か、 org-table-export-default-format
で指定した値が使われます。
以前から個人的にメンテナンスしている macOS向けEmacs NSビルド用のインラインパッチですが、 Emacs 27.2 のリリースに合わせて Apple Silicon でビルドしたパッケージの頒布も開始しました。Big Surでのみ動作します。Intelチップ用ビルドもありますが、そちらは Mojave/Catalina/Big Surで動作します。
かねてより自分のために書いてきた moom.el の version 1.6 をリリースしました。
前回のバージョンでは Windows 10 (w32) での動作を改善しましたが、今回は新機能の追加というところで、 undo 機能を盛り込みました。デフォルトのキーバインドは C-c C-/
です。例のごとく、キーバインド自体はデフォルトで無効になっていますので、適宜有効化してください。
私は普段から自動保存機能(auto-save-buffer.el)を利用しているので、 org table のセルで C-c ?
押下でエコーエリアに表示される情報がすぐ消えてしまいます。
org-table-field-info (C-c ?)
は
line @2, col $1, ref @2$1 or A2 or $LR1
のような情報をエコーエリアに出してくれる機能で、 tblfm
で指定する数式に使用します。(私が施している設定が主な要因で)これが自動保存時に消えるため、保存してからエコーエリアに表示するように変更します。