Emacs

moom.el のバージョン 1.6をリリース

かねてより自分のために書いてきた moom.el の version 1.6 をリリースしました。

前回のバージョンでは Windows 10 (w32) での動作を改善しましたが、今回は新機能の追加というところで、 undo 機能を盛り込みました。デフォルトのキーバインドは C-c C-/ です。例のごとく、キーバインド自体はデフォルトで無効になっていますので、適宜有効化してください。

設定ファイルのコード量比較

Emacs の設定ファイルのコード量をほぼ1年前に計測した値と比較してみました。一部を切り出してパッケージ化したり手を加えてきましたが、大して変わっていませんね。

複数のブリットを一括操作する

org-mode のブリッツは非常に便利です。ちょっとしたリストを作成したり、手順を記したり、様々な用途に使えます。また、ブリッツにチェックボックスを加えれば、タスクの実施済みと未実施を簡単に区別できます。

org-table.el のエコー表示を安定化

私は普段から自動保存機能(auto-save-buffer.el)を利用しているので、 org table のセルで C-c ? 押下でエコーエリアに表示される情報がすぐ消えてしまいます。

org-table-field-info (C-c ?)

line @2, col $1, ref @2$1 or A2 or $LR1

のような情報をエコーエリアに出してくれる機能で、 tblfm で指定する数式に使用します。(私が施している設定が主な要因で)これが自動保存時に消えるため、保存してからエコーエリアに表示するように変更します。

Hugo and org mode

Heading1

Heading 2

コンテンツ

Heading 3

  • a
  • b

Source blocks

  • elisp

    (message "Hello! World")
  • Centered

    Centered text

  • cpp

    #include <iostream>
    using namespace std;
    
    int main(){
      cout << "Hello, World!" << endl;
      return 1;
    }

Heading 4

$H(z)$

1 3
2 4
てーぶる

装飾

太字 , 下線 , イタリック

まっさら環境でとりあえず elget を使う

自分向けのメモです。Linux 向け。とりあえず以下で良さそう。

install git curl global texinfo fzf silversearcher-ag hunspell cmake libgnutls28-dev 
mkdir devel Dropbox && cd ~/Dropbox/emacs.d/setup && bash ./setup.sh
cd ~/Dropbox/emacs.d/bin/ && bash el-get.sh -s

で、次を .emacs に書き込む。

(when (require 'elget-setup nil t)
  (my-elget-setup)
  (el-get-bundle "takaxp/moom") ;; package for testing
  (el-get 'sync))

簡易的な試験をしたいだけならこれでヨシ

line-spacing を制御する

line-spacing は、行間を制御する変数です。バッファローカルな変数なので、ミニバッファも含めて、各バッファの行間を個別に制御できます。

これまでは起動時に (set-default 'line-spacing 0.3) としていましたが、 bs.el に関連した改良を進めるうちに、 (message "1\n2") で作られるミニバッファの改行において、行間を制御するのが困難なことがわかりました。

C-g した場所をブックマークする

isearch した後に C-g してしまう癖がどうも抜けず、その度にカーソル位置が初期化されて困っていました。正解は、 RET の押下で isearch-exit を呼び出すことですが、なかなか慣れません。