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leopard [2009/02/22 15:55]
takaxp
leopard [2016/08/22 15:37]
ライン 1: ライン 1:
-====== Leopard (MacOSX) ====== 
-===== rsync ===== 
  
-rsync を用いたバックアップ,もしくは同期は古くから行われていて,OSXでも使えます.特に,OSX の rsync は,リソースフォークの転送にも対応しているのがポイントです. 
-==== 用例(1) ==== 
- 
-ディレクトリ/​path/​to/​hoge をディレクトリ /​path2/​to2/​hoge に同期する場合 
- 
-<​code>​ 
-$ sudo rsync -avhE --delete --stats /​path/​to/​hoge/​ /​path2/​to/​hoge/​ --dry-run 
-</​code>​ 
- 
-rsync で気をつけなければならないのは,強力なツールゆえにちょっとしたミスが命取りという点です.上のコマンドは,--dry-run オプションがついているので非破壊試験が行われます.-v オプションがどのような転送を行うかを明示してくれるので,その出力を確認した上で --dry-run オプションを外して実試行します. 
- 
-よくあるミスは,/​path/​to/​hoge というように,最後のスラッシュを付けない場合です.こうすると,転送先に /​path/​to/​hoge ディレクトリを作成し,その中に /​path/​to/​hoge ディレクトリの中身を転送します.もしも,/​path2/​to2/​hoge/​hoge というディレクトリが存在していたとなると,すべて上書きしてしまうので悲劇です. 
- 
-<​code>​ 
--a(アーカイブ用オプション.-rlptoD と同じ) 
--v(転送情報の詳細表示) 
--h(ログを見やすく表示) 
--E(リソースフォークをコピー) 
---stats(統計情報を詳しく表示) 
---delete(転送元に存在しない転送先のファイルを削除 = 同期モード) 
---dry-run(非破壊転送試験) 
---exclude="/​hoge/"​(転送対象からの除外ディレクトリ/ファイル) 
---progress(転送状況をリアルタイム表示) 
-</​code>​ 
- 
-除外対象が複数ある場合はリストを利用することもできます.詳しくは[[http://​rsync.samba.org/​|公式サイト]]を参照してください.参考までに私が使っているオプション. 
- 
-<​code>​ 
---exclude="​Caches/"​ --exclude="/​.Trash/"​ --exclude="​Movies"​ 
-</​code>​ 
- 
-スラッシュにも意味があるので要注意. 
- 
-==== 用例(2) ==== 
- 
-rsync はネットワーク越しでも使えます. 
- 
-<​code>​ 
-$sudo rsync -avhE --delete --stats /​path/​to/​hoge/​ user@hoge.hoge.com:/​path/​to/​hoge/​ --dry-run 
-</​code>​ 
- 
-SCPのようにホストを指定するだけです.簡単!ただ,相手先のホストがリソースフォークに対応していない場合はエラーが出る場合があります.そのときは -E を外します. 
- 
-==== エラーメッセージ ==== 
- 
-場合によっては次のようなエラーが表示される. 
- 
-<​code>​ 
-copyfile(hoge,​hogehoges,​ COPYFILE_UNPACK) failed:62 
-</​code>​ 
- 
-いくつかのファイル転送に失敗した模様.パーミッションの制限により生じることが多い.例えば,インストールした直後のアプリケーションを一度も起動せずに,rsync を実行すると出ることがある. 
- 
-<​code>​ 
-send_files failed to open "/​tmp/​..__hoge__.lock.hogehoge":​ No such file or directory 
-</​code>​ 
- 
-原因不明のエラー.少なくとも -E オプションを付けなければ生じない.なんだろか. 
- 
-===== Time Machine ===== 
- 
-Leopard になってバックアップの新機能として搭載された Time Machine ですが,システム全体を Time Machine から復元するのは少し抵抗がありました. 
- 
-これまでは,iBackup でシステムのデータとユーザデータを保存しておき,何かあったら OSX のインストールから始め,iBackup のリストア機能でデータを戻していました. 
- 
-特にそれで問題なかったんですが,iBackup でシステム全体のバックアップを取るのは,週に一回程度. 
- 
-何回かシステムを入れ替える機会があったことを思い出すと,実は一週間に一回のバックアップ頻度ではちょっと駄目ですね.一週間分の生産物を考えると,できるだけ頻繁にバックアップをできている方が良いわけです. 
- 
-さて,ということは,確かめなければならないのが,Time Machine で定期的に作成するバックアップから,果たしてシステムのリストアが正しくできるのか?というところです. 
- 
-以下は,実際にそれを試した結果得られた情報です. 
-==== タイムテーブル ==== 
- 
-(08:​50)OSXのインストール開始 
- 
-(09:​17)再起動後,Leopard のようこそムービーの再生.情報転送の開始準備(約5分ほどかかる) 
- 
-(09:​23)転送開始./​Users など全部で約82[GB]のデータを転送. 
- 
-(11:​00)再起動後,システムのリストア完了! 
- 
-基本的に問題なくリストアできました.使えるじゃん!Time Machine! 
- 
-例外として,Intel の開発ツール系について多少転送エラーがありましたが致命的なものではありません.(ドキュメントの一部が権限の問題で転送されなかったようです.) 
-==== ネガティブリスト ==== 
- 
-以下は,リストア後に対処が必要だった項目です. 
- 
-  - MacFUSE は再インストールが必要 
-  - ソフトウェアアップデートは必要(あたりまえか) 
-  - ファイヤーウォールの設定がリセットされていた 
-  - Time Machine のON/OFF 
-  - Norton AntiVirus は再インストールが必要 
-  - Sleepimage が作成される. 
-  - Spotlight と Locate のデータベースは作成し直し 
-  - VPNClinet は再インストールが必要 
-  - Mail.app は,メールボックスの再読込が必要(POPアクセスではないのですぐ終わる.3万通で約1.2分) 
-  - プリンタドライバは,再インストールおよび再設定が必要 
-  - iCal のデータ出力先が,.mac に変更されている場合がある(常にではない様子) 
-  - バッテリースケジュールの再設定が必要な場合がある 
-==== ポジティブリスト ==== 
- 
-以下,駄目かな〜と思っていたが,しっかりしていた事柄です. 
- 
-  - ICC は実用的に問題なく使えた.(iBackup だと再インストールが必要.すごく時間がかかる) 
-  - ログインアイコン,アカウントはしっかり復元される. 
-  - ドックのカスタマイズはしっかり復元される. 
-  - メニューバーのアイコンはしっかり復元される. 
-  - ATOK2007は,再インストールする必要がない 
-  - 無線の情報,ネットワーク設定はしっかり復元される 
-  - Spaces の設定はしっかり復元される 
-  - ログイン項目はしっかり復元される. 
-  - iTunes のデータはしっかり復元される.(ただし,ゲームなどは再認証が必要) 
-  - インストールしてあるソフトのライセンスキーを再入力する必要がない. 
-  - Tex 環境がしっかり復元される.(そのままMakeしてもコンパイルできる!)